みなさんは、肩には関節がいくつあるか知っていますか?
単純に考えてみて左右で二つでは?と思う方ご多いと思います。
しかし、実は肩の動きに関わる関節は5つあります。(解剖学的関節3つ・機能的関節2つ)
イラストに記してある赤丸のところプラス肩甲骨と肋骨(背中側)が関節している肩甲胸郭関節の5つです。
この5つの関節が肩の動きに関わっているのです。
なので、どこかの関節が動きが悪くなると、肩周りの筋肉に余分な負担がかかり動かしにくくなってしまうのです。
そこで、今日はこの5つの関節のなかでも、胸鎖関節(鎖骨・胸骨)と肩鎖関節(肩甲骨・鎖骨)を触りながら動かすことによって肩こり解消、そして肩が凝りにくい身体つくりをしてみたいと思います。
まずは鎖骨と胸骨で作られる胸鎖関節です。
イラストと写真を参考にして鎖骨を触りながら身体の中心へたどっていくと中心がへこんでいルのですがその手前でポコッと膨らみがある部分です。
分からない方もこの辺りという感じででも良いのでそこを鎖骨のある側と反対の手の指先5本でぎゅっと抑えながら腕から肩までを後ろ回し5回、前回し5回とやってみてください。
その後に肩の左右の軽さ、動きを比べて見てください。
かなり軽く感じませんか?
次に肩甲骨・鎖骨で作られる肩鎖関節です。
先ほど触った鎖骨を今度は外側に向かってたどっていきます。
そうすると外側の手前でポコッと膨らみになりますよね?
その膨らみを降りたところが関節している部分になります。
これもまた同じようにその膨らみを含めた辺りを5本の指先で押さえながら前後に5回ずつ腕・肩を回してみてください。
先ほどより更に軽くなりますよね(^_^)
自分の身体を知って動かすことによって簡単に効果をだせます。
またスポーツにおいても身体の構造を知りイメージして動かすことがパフォーマンスUpにも繋がりやすくなりますので定期的にこんな情報もいちまる鍼灸院ブログでお伝えしていきたいと思います。
もう少し詳しく知りたいかたは『イラストで学ぶゆるゆるセルフケア養生らいふ』https://yojolife.jp/もご参考ください。東洋医学てきお話しも含めて身体にとってお得な情報をたくさんのせています。